英語力がない。

秋葉原で買い物を済ませた際、Smokers Style(喫煙スペース)で一服していたところ、元相方が困った顔をして自分を呼んできた。

「横浜の行き方を聞かれたんだけど…」

すぐさま聞かれた人のところへ行ってみると、一人の外国人男性が立っていた。

英語で「秋葉原には初めて来た、横浜までどうやって行けばいいか教えて欲しいと」尋ねられた。

自分はつたない英語で「Please ride 京浜東北line to Yokohama.」と文章的に合っているのか分からない英語で答えた。

さらに「一番早い電車がいい」と言ってきたので、再び「京浜東北line.」と答えた。

京浜東北line?」と確認されたので「はい…Yes」と答えると、日本語で「Thanks you very much.ドウモ、アリガトウゴザイマス」とそこそこ上手な日本語で挨拶をして去って行った。


一服し終わり、切符を買おうとしたところ、再びその外国人に会い、今度は「京浜東北線はどれ?」と聞かれたので、駅にある表示を確認して「No.4(4番線と言いたかった)」と教えてあげた。
「No.4?」と確認されたので、思いっきり日本語で「はい!」と答えると、再び英語と日本語でお礼を言われ、去っていった。


実際一番早いルート(乗り換えのタイミングにもよるけど)の例としては、秋葉原から京浜東北線または山の手線で東京→東海道線で横浜で、というルートが一番早かったりもするが、早くても数分の差。しかもそこまで英語で説明できる自信がなかったので、とりあえず乗り換えなしでストレートに行けるルートを説明したのだった。

その時ちょうど地元に帰るときだったので、東京駅で東海道線に乗り換えようとホームへ行ったら強風か何かの影響で電車が遅れていた。

結果的には京浜東北線の方が早く着いていただろう。結果オーライだとは思っている。

無事に問題なく横浜に辿り着けただろうか。少し心配している。


以前にも横浜の桜木町周辺の初めて歩く道で外国人に住所を元に道を聞かれたことがあった。
地名が分からず、携帯のナビアプリで大体の場所を探し当て、「Over there」と大体の方向を指差して教えたことがある。


どちらのケースも、もっと英語力があればなんとか良い方向に持っていけたかもしれない。それが少し悔しく思った瞬間だった。