一眼レフ用PLフィルター効果検証&その他いくつか。

4月末にPLフィルターを買ってからまだ一度も使用していなく、最近また激しく病んで調子が悪くなってきたので、月曜日に柿田川公園に散歩がてら効果検証をしてきた。

PLフィルター(偏光フィルター)とは簡単に言うと、物体の表面反射を抑え、鮮やかな色彩効果を得るために使用するもの。
水面の反射や、ガラス越しに物を撮影する際のガラスの写りこみに効果があり、反射を消し去ってしまうこともできます(全ての表面反射において効果が現れるわけではない)。フィルター自体を回転させることによって、表面反射の除去具合を調整することもできます。

どれだけ威力を発揮するか、写真を見れば一目瞭然です。

撮影の際、カメラモードは全てプログラムオートモード(いわゆる「P」モード)で撮影。つまり全て機械任せ。もっといい撮影条件があったろうけど、そこまで頭が回らなかった。おまけに撮影時の設定ミスで若干暗めに写ってますが、効果には影響はないでしょう。そして全ての写真でPLフィルターを装着しています。


例1-1(効果低)


例1-2(効果最大)

例1-1ではカメラは水面反射の光が強いと見て、シャッタースピードを水面反射の光に合わせた速さにしています。その結果、水面反射よりも暗い周りの風景が暗く写ってしまいました。
例1-2ではPLフィルターの効果を最大限に発揮させた結果、まず水面反射の光を除去。それにより写真手前の水の中をはっきりと写し撮ることができました。さすがに表面反射除去にも限界があるため、写真奥の方の水面反射は取り除けませんが。そして強い光が除去されたため、全体の明るさに合わせてシャッタースピードが調整、例1-1より遅くなったため、周りの風景が明るくなりました。

こんな感じにPLフィルターの効果が発揮されます。



例2-1(効果低)


例2-2(効果最大)

例2は物体(植物)の表面反射の除去具合。例2-1では日の光の反射で白っぽくなってしまった植物も、フィルター効果で例2-2のように表面反射を除去、本来の色を取り戻して鮮やかに写ってくれました。例2-1では見え辛いかった、点々と咲く白い花が少し際立って写ってるの、気付きます?



例3-1(効果低)


例3-2(効果最大)



例4-1(効果低)


例4-2(効果最大)



例5-1(効果低)


例5-2(効果最大)

例3・例4・例5においても同様です。水面反射の除去具合は例5の方が顕著に出ているのではないかと思います。
PLフィルターを装着することによって取り込む光の量が減少、結果シャッタースピードが若干減少してしまいますが、おそらく昼間の撮影にしか使用しないので問題ないでしょう。もっと早く知っていればと自分の情報収集能力にガッカリです。

以上、PLフィルター効果検証でした。


・おまけ写真たち。


柿田川公園第二展望台で湧水が出る様子を覗くカップルを撮ろうとしたら彼氏の方に感づかれた瞬間。



公園内に鴨がいたなんて!初遭遇記念。ちなみに鴨を追いかけていたら、スズメバチに襲われかけました(耳元でブーンって鳴った!!)。みんなも気をつけて!



3月11日の日記で、すかいらーくって珍しくね?なんて書いていましたが、月曜日に見たら装い新たにガストとなっていました…いつの間に変わっていたんだ!



これが3月時点の写真。



サントムーン(地元のショッピングセンター)内のボーリング場で大量の風船をバンバン割っていた。楽しそうだった。しかし見つめるあまりシャッターチャンスを逃した挙句撮った一枚。



PLフィルターをたまたま液晶モニターに向けたところ、なんと液晶の画面が消えてしまうマジック!身近なところで液晶モニターにも偏光フィルターが使われているとか。その影響か?



ちなみに、一人旅レポートはしばしお待ちください。。って待ってる人などいないか。