映画2009#16:「グラン・トリノ」(5月18日)
いつものごとく映画館のカウンターでメンバーズカードを出して作品名を言い座席指定をし、レイトショー料金の1200円を用意しようとした。
すると…
映画館の人「本日メンバーズデーですので1000円になります」
あれ?メンバーズデーって4月に終わったんじゃなかったっけ?と思いつつ、ちょっと得した気分の今年16作品目です。
(HP見たらメンバーズデーの期限が8月31日までに直ってた。ラッキー!)
てか、俺以外誰もいなかったんですけど。スクリーン一つ貸切ですっごく気持ちよかったです。
映画#16:グラン・トリノ
「グラン・トリノ」とは、1970年代に製造されたフォード車の車の名称。
かつて朝鮮に出兵し、後にフォード社の自動車工として勤め上げたウォルト(クリント・イーストウッド)が隣人のアジア系民族「モン族」の姉弟を通して、次第に優しくなっていく映画です。
ウォルトは自分の中だけの「正義」が定義付けられていて、それに反するものは全て「悪」と思ってしまう、偏屈で頑固なじいさん。のっけから暴力・差別発言前回で物語が進んでいきます。
妻の葬式の参列者に向かって「会食に出すハムを食べに来ただけだ」と言い放ったり、何かあると磨き上げられたM-1ライフルを構えたり…と。
ある日、隣人の少年・タオが不良たちに命令されてウォルトが大事にしていたグラン・トリノを盗もうとし、それに気付いたウォルトが彼に向かってM-1ライフルを向けたところで、2人は出会います。
そしてまたある日、タオにヤキを入れようと小競り合いになっているところへウォルトがM-1ライフルを向けてタオを助けます。本当は自分の庭の芝生に入られたことが気に入らなかっただけなんだけど。
助けてくれたお礼、車を盗もうとしたお詫びで数日間何でも手伝うというところから、タオとウォルトの交流、すなわちストーリー的に一番面白いところへと突入していきます。
最初はあんなに偏屈で頑固なじいさんが、次第に優しくなっていくのを観て楽しめる映画です。
ウォルトにとっての優しさ・正義は何なのかを教えてもらえます。
ラストはとても優しく、ホロリとくるものとなっていました。
女子にはちょっととっつきにくい印象の映画でしたが、中身はとても素晴らしいものとなっています。
あんな主人公見たことない!クリント・イーストウッドは見事に演じきったと思います。
もうほとんどの映画館で公開終了、あるいはもうすぐ終了してしまうので今更ですが…お薦めです。レンタルで是非どうぞ。
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ここまで映画の話を書いてきましたが、回線の通信エラーで書いた内容が一度全部飛んでしまいました(苦笑)
これ以上に長々と分かりやすく書いていたんですが…再度書いてみたら全く違う内容に…あら不思議。