鈴虫寺編。「2009年春の一人旅」その7。(4月9日)

お久しぶりです。ちょっとショックな出来事があり、少し立ち直っての書き込みです。

さて前回大阪空港近くの河原へと立ち寄り、飛行機の着陸する様子を眺めたおいら。

次は阪急嵐山線に乗って京都府内突入です。


阪急嵐山線松尾駅


京都も快晴。歩いて汗ばむぐらいだ。

松尾駅から歩いて20分ほどの場所に、次の目的地である鈴虫寺があります。


鈴虫寺入り口前の階段。


鈴虫寺入り口。


鈴虫寺とは通称で、正式には「華厳寺」というお寺です。
何故鈴虫寺と呼ばれているかというと、このお寺、四季を通して鈴虫を飼育している、つまり年中鈴虫の音を聞くことができるため、鈴虫寺と呼ばれています。

そしても一つ、このお寺には珍しいお地蔵様がいます。

それがこのお地蔵様。「幸福地蔵」と呼ばれる。
一見普通のお地蔵様ですが、このお地蔵様、わらじを履いているんです。わらじを履いているお地蔵様はここだけだとか。
そんな幸福地蔵が願い事を一つだけ叶えてくれる、ということでも知られています。

鈴虫説法を聞くためにしばし縁側で待っていたのですが、既に鈴虫の音がリンリンと聞こえてきます。

説法を聞く部屋の中では撮影が禁止されていたため、お見せできないのが残念ですが、部屋の前方には鈴虫の入った箱が6箱、計6000匹(!)もの鈴虫が盛んに音を立てていました。

お茶とお茶菓子をいただきつつ説法を聞いていたのですが、何を言っているのか良く聞き取れなかったのが残念。。(オレ難聴疑惑)

「お茶菓子の中に黒い粒みたいのが入っているでしょ、それは鈴虫が死んで普通に処分するんじゃ勿体無いからすり潰して分からないように混ぜてある」なんてお茶目なことを言っているのは聞き取れた(笑)。
最後にに幸福地蔵へのお願いの仕方(お守りを手に挟み、住所と名前、お願い事を一つだけ言う)、住所が変わったら幸福地蔵に方角に向かって住所変更しましたと手を合わせること(笑)を教わり、説法が終わりました。
こういった感じでお願い事をすることで、幸福地蔵が一人一人の元へと行き、お願い事を叶えてくれる、とのことです。

あ、そうだ。旅の最中に日記のタイトルにした「日日是好日」という言葉。
一日一日をいい日であるように過ごしなさい。そうすれば明日も明後日も幸せに良い日を過ごすことができるでしょう。もし彼女と喧嘩してしまったら明日は良い日か分からないでしょう?
説法の中でこの言葉を紹介され、この言葉だけは覚えて帰ってくださいと言われました。

忘れないようにしなくては。みんなも覚えておいてね!

説法が終わった後はよく手入れされた庭園を見学し、幸福地蔵にお願い事をして鈴虫寺を後にしました。


3色(白・ピンク・赤)の花を咲かす椿。珍しいとか。3色咲いてるの、分かるかな?


女の子たちが川で水遊びをしていた。画になるなぁ。


・おまけ、バス移動中。

どちらも嵐山付近、桂川の風景です。バスの中から撮った。
観光客がたくさんいた。ここも見て歩きたかったなー!


次はいよいよ清水の大舞台(からダイブしようかと思った)。


・追記。


鈴虫寺の幸福地蔵にお願い事を叶えてもらうには、上の写真のお守りが必要です。(1つ300円だったかな。)
これを手に挟み、上記の方法でお願い事をすることによって効果が発揮されます。

しかし!うっかりお守りを手に挟むという手順を踏み忘れたおいらは、家に帰ってきてから再び幸福地蔵に向かってお願い事をしなおしたのでした(笑)


・もう一つ追記

この鈴虫寺に関しては、元相方から情報をいただき、行ってみることとなりました。
素敵なお寺にめぐり合わせてくれたことに、大変感謝しています。
この場を借りて、ありがとう。