水泳中のコミュニケーション。

水泳中、泳いで一息しているとある男の人(おじさんと言っても良いぐらいの年齢の方)から声をかけられた。

おじさん「最近毎日来てるね?」

オレ「いえ、時々ですよ」

おじさん「じゃあ、そのたまたまの時に偶然会ってるのかな」

こうして会話が始まった。
と言っても、こちらが一方的に話を聞いて相槌をうつ程度になってしまったが…。

「会社員?学生かね??」

うぅ、いきなり痛い質問…何もしてないですよ、そしてこちらの状況を簡単に説明(うつになって会社辞めて実家に帰ってきたんだよって)すると、すぐに状況を汲み取ってくれ、

・この先長い人生の中でこれっぽっちでもないこと、
・昔失恋して死にたくなったこと、
・人ってのは不思議なもんで、その時気にしていても時間が経つと自然と忘れてしまうこと、
・息子と奥さんのこと、
・選ぶべき女性のタイプのこと、
・ちゃらんぽらんになりなさい、
などなど。

と、プールサイド・その後のサウナの中で、いろいろ話を聞かせてくれました。

話を聞くところによると、どうやらおじさんの息子さんと雰囲気が似ていて、以前から見られていたようです。体つきが良いね、とさりげなく褒められちゃいました。えへ。

サウナの中で、今度は詳細に「4ヶ月仕事休んで、復活したんだけど2,3ヶ月でまたダメになって仕事休んで、部屋の契約も切れるし「もういいかな…」と思って実家に帰ってきた」と言うと、おじさんは

「いわゆる、挫折をしたわけか…」

と言ってきたんです。
これが前回の日記を書くに至った経緯です。

「挫折」ということをあまり気にせずいたもんだから、この言葉を突然突きつけられて戸惑いを隠せませんでした。

少し黙っていると、「まだ真剣なようだから…」とおいらの手をポンポンと叩き、去っていってしまいました。

「泳いでいる最中は個人競技だから一人だけど、泳いでないときは気軽に話しかけて仲間を作るといいよ。おじさんとおばさんばかりだけど(笑)」と言っていたので、できるだけ黙々としているのは避けようかと思います。

たしかにおじさんおばさんばかりだ。自分より若い人なんて子供を時々見かけるぐらいだし、自分と同じぐらいの年の人なんてまず見かけない。通ってる人の中で自分が最年少なんじゃないかぐらいの勢いだ。
って、平日の夕方〜夜にかけてだし、みんな仕事してるだろうからそうなんだと思うだけだけどさっ。それともみんなスポーツジム行ってるのかな。ちょっとだけ気になったり気にならなかったり。

ま、とにかくこんな感じでコミュニケーションが生まれて少し変化があったで報告しましたとさ。