#1:時をかける少女

1本目観終わった。
一通り観たい映画も観て、ちょっと映画館で映画を観る熱が下がったところで、家でまったり。

32V型液晶×ホームシアター×PS3(アップコンバートでハイビジョンに負けず劣らずの画質)で人並み以上に家の映画環境は揃ってるつもりです。

公開される前からずーーーっと気になったままなので(地上波放送も見逃した)、数年ぶりに映画をレンタルするにあたって真っ先に出てきたのがこれでした。

映画レンタル編#1:時をかける少女

2006年の夏に公開されたアニメーション映画。
どうやら過去に実写版映画などがあったものをリメイクしてアニメ化したものらしいです。

主人公の女子高生・紺野真琴は自転車での転倒事故をきっかけに時間をさかのぼってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)の能力があることに気付く。それをいいことに何度も何度もテストの問題を事前に知って満点を取るとか危険から回避するとかをしていた。しかし、何もタイムリープがいい事に転がるとは限らない。それは仲良くしていた男子2人との関係にも影響していって…という青春SF映画

いつまでも仲良く、いつまでも友達で楽しく過ごせたらいいのにと思うのに、でも友情が恋に変わってしまう時がやってきて、それを無かったことにしようとタイムリープ使うけど、どんどん関係がぎこちなく崩れてしまうところがものすごく切なかった。

時間戻せるって現実にあったら嬉しい話だけど、実際は自分がいい思いしたり喜んでる間に誰かが犠牲になってて…それを知ったらすごく胸が痛くなるよね。。

大切なものってなんだろう、今を生きぬくこと?って感じのことを教えてくれる映画だと思います。

最近のジブリ映画を観るより、これを観ることを断然おすすめします。
今まで観てきたアニメ映画の中で(といっても大して観てはいないが…)、1番の良作だと思います。
すごく気持ちが入り込める、前半はクスリと笑えて後半は切なくラストは泣ける…だけどなんか爽やか!、そんな映画です。

この映画がどれだけ名作ですばらしいかは、この1曲が全てを物語っています。

奥 華子「ガーネット」

ちなみにこの映画の主題歌です。
見事に映画の中の話をまとめたような曲で、改めていい曲だな…って思った。
映画観る前と観た後で印象が変わった。

劇中歌も素敵。

奥 華子「変わらないもの」

話は逸れるが奥華子の歌う曲はどれも素敵で良い曲ばかりだ。
これを見てるかは分からないが、良さを教えてくれた元々相方にこの場を借りてありがとう。
ちなみに前々からだが奥華子とはちゃっかりマイミクだ。(笑)

話は戻って、この2曲が流れたところでは特に涙がボロボロ出ていた…。

この映画を大きなスクリーンで観てれなかったことが非常に悔やまれる、そんな1本でした。
興味あった是非ご覧あれ。

Time waits for no one.