映画2009#15:「スラムドッグ$ミリオネア」(5月1日)

いつもそうなんだけど、見た日と書いた日は一致していません。
どんどん遅れてくー(汗


若干ネタバレしてたらごめんなさい。


映画#15:スラムドッグ$ミリオネア


日本でもお馴染みの世界的人気テレビ番組「クイズ$ミリオネア」。
電話のオペレータ助手(お茶汲み)をして働いている18歳の少年ジャマールは、ミリオネアになるまであと一問のところまで登り詰める。しかし次に待っていたのは最後の問題ではなく、警察による拷問。「彼はスラム出身の孤児。勉強もまともにしていないのに、こんな問題が分かるはずがない。何かズルをしたんだろ。」と問い詰められる。しかしその問いに答える様子が一切ない。
何故、彼が拷問を受けても何も答えないのか。ズルは何もしていない。だから答えようがない。つまり、元々問題の答えをズルなしで知っていたのだ。


何故答えを知っていたのか。それは本編を観れば全てが分かる、とだけ言っておこう。


話は主人公の少年ジャマールの生い立ちと、クイズ$ミリオネアの番組(正確には収録しているシーン)が見事にリンクしながら同時進行していく。そのリンクしていく様が見所であり、面白い所以であろう。
そしてインドのスラム街の実情をリアルに描いている。


とにかく観なければ始まらない。アカデミー8冠取っただけの傑作だとうなずけることだろう。
最近映画観てない人は、せめてこれだけでも観てほしいかな、と思う。決してずっと笑ってはいられないシーンばかりが続くけど、素敵なラストが待っているから…。


本編始まってすぐに、4択問題が出てくる。「彼がなぜミリオネアになれたのか?」


最後に答えが出るが、映画を観ればおのずと答えが出てくることでしょう。


とても素晴らしい映画でした。5つ星あげたい。


ネタバレしそうなので、ここまでということで。

あ、最後にインド映画らしいシーンが観れますよ。